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処女作「源叔父」

 独歩が佐伯にいた1年足らずの間にも書き続けられた「欺かざるの記」と名付けた日記は、独歩の死後に出版されている。後に作家としての独歩が、この日記を創作ノートとして役立てたであろうことは、独歩の小説家として処女作となった「源叔父」の主人公である源叔父と紀州と思しき人物も、佐伯で過ごした日々に書かれた日記のページに記されていることから容易に推測される。  あらすじ「妻子を亡くし、孤独の人として船頭暮らしをしていた源叔父が、紀州と呼ばれる物乞いの孤児を家に入れ、ひとときの擬似家族とする中で、忘れていた生きる喜びを取り戻しつつあった。ある夜、帰宅した源叔父の家に、待っているはずの紀州が見当たらない。源叔父は「我が子よ」と叫んだが返事はない。

源おじ(青空文庫)

筆者紹介宮明邦夫

佐伯独歩会副会長。みやあき薬局経営。県南落語組合結成時の一人でもある。
滑らかな語り口で佐伯の歴史物語をケーブルテレビ佐伯で放送している。 佐伯市のさまざまな催し物の実行委員長を務め、忙しい日々を送っている。
著作には『藩シリーズ 佐伯藩』がある。

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